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親会社が変わった場合のEビザ企業登録

親会社が変わった場合、Eビザ企業登録のし直しは必要でしょうか。

親会社が変わっても、その会社の国籍(親会社の国籍)が変わらない限り、会社自体が変わらなければEビザ企業の条件は満たし続けるはずです。

ただ実際はケースによって必要な対応は異なりました。

ケースA
グループの再編でEビザ企業の親会社が変わった場合は、そのことを示す書類を提出することで企業登録をし直しは求められませんでした。

ケースB
Eビザ企業が資本関係のない日本企業に買収されたケースでは、企業登録をし直す(新規申請をする)よう指示を受けました。

ケースC
Eビザ企業の親会社が資本関係のない企業に買収されたケースでは(Eビザ企業とその親会社の関係は変わらない)、そのことを示す書類と買収した会社の国籍を証明する書類を提出することで企業登録のし直しは求められませんでした。

ケースAとケースBから、直接の親が変わる場合でも、企業グループが変わる場合は企業登録が必要と考えられます。

一方ケースBとケースCからは、企業グループが変わっても直接の親が変わらなければ企業登録は不要と考えられます。

ただしケースバイケースで判断される可能性もあるため、大使館に確認することをお勧めします。

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