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長期間商用での米国滞在後の再渡米

いろいろなお客様のお話を聞く限り、90日に近い滞在も1回程度であれば問題になることはほとんどないようです。お客様には目安として、1年の半分の180日の滞在が見えてくると別室に行く可能性が高いとご案内しております。
質問を受けたときの準備として訪問先のInvitation Letterを用意する手もあります。ただし公の機関などでないと効果も限られるように思います。

移民法弁護士はポケットレターと呼ぶ、会社からレター出すというのも一つの方法です。お守り替わりではありますが、それでもご本人が口頭で説明するのに対し、会社のレターヘッドの入った紙に、責任ある方の署名が入っていれば一応会社としてのオフィシャルな書類となりますので、それなりの効果はあると思います。

ポケットレターには、派遣の理由、現地での業務内容、派遣者の簡単なバックグランド、訪問先、スケジュールなどを記載したうえで、現地での業務が商用の範囲に限定され、就労でないこと、アメリカを源泉とした給与の支払いはないこと、業務が終了し次第帰国させることを保証する、を記載することをお勧めしています。

あとはご本人が商用と就労の違いを理解したうえで、現地での業務内容をきちんと説明することと、就労を疑われるようなものを携行しないことが重要になります。現地法人の名刺や工具など「物証」が出てきてしまいますと心証をひっくり返すことは難しくなります。

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