米国ビザ申請手続きの長期化について
平素より格別のお引き立てを賜り、誠にありがとうございます。
このたびは、近年顕著となっております米国ビザ申請手続きの長期化につきまして、その背景と今後の対応方針についてご案内申し上げます。
【現在の状況】
米国大使館・領事館における面接予約から発給までの期間が、以前と比較して長期化しております。構造的な要因によるものであり、今後も改善は見込みにくい状況です。
【長期化の主な原因】
長期化の背景には、以下のような複数の要因が重なっていると考えられます。

2. ビザ申請数の増加
入国審査の厳格化に伴い、ビザ申請者数そのものが増加しております。また、面接免除の対象が縮小されたことで、以前は面接不要であった方も面接が必要となり、面接件数全体が増加しております。
3. 領事の審査業務負担の増加
SNS等を含む審査項目の追加により、申請者一人あたりの審査にかかる時間が増加しています。また、領事の裁量のみでは発給可否を判断できない案件が増え、国務省本省でのレビューを要するケースもございます。これにより、1日に対応できる面接件数自体が減少しているものと推察しております。また、緊急面接リクエストの増加も、大使館側の業務負担の増加の一因と考えられます。
4. 大使館・領事館の人員体制
米国国務省では人員削減が実施されたと報じられており、現在のビザ申請の対応に十分対応できる人員体制で運営されていない可能性があります。
5. 大使館予約サイトの不安定性
大使館の予約サイトは接続不良やログイン不可が頻発し、半日〜1日中アクセスできないことも珍しくありません。実際に予約サイトへのアクセスに最長5日間、緊急面接の承認まで含め約1週間を要した例もあります。
以上の通り、様々な遅延となる要因により、複数段階での待ち時間が発生し、以前よりも面接予約を取得する作業に大幅に時間がかかるようになっております。何卒ご理解いただけますと幸いです。
【今後のビザ申請をご依頼について】
上記のような背景から、渡航予定が決まりましたら可能な限りお早めにご依頼ください。直前のご依頼は面接予約が確保できず、渡航時期に間に合わない可能性がございます。弊社も最大限サポートいたしますが、大使館側の状況は弊社のコントロールが及ばない部分が大きいことをご理解いただけますと幸いです。
渡米予定日の3カ月程度前にはお申込みいただくことをお勧めいたします。帯同家族も同時申請する場合、家族の人数分の面接枠の予約が必要になります。混雑状況によっては、家族は後日申請することもご検討ください。可能な限り、繁忙期(1〜4月)を避けてお申込みいただくことをお勧めいたします。
【今後の弊社の取り組みについて】
上記の事を踏まえて、弊社として以下のように対応する予定です。
今後とも変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。