ビザと滞在許可
ビザ期限
- ビザに記された目的で、いつまでアメリカに入国できるかを示します。
- 発行の権限はアメリカ大使館・領事館(国務省)にあります。
滞在期限
- いつまでアメリカに滞在できるかを示します。
- 発行の権限は国土安全保障省にあります。
- 滞在許可証はI-94、またはI-94Wと呼ばれ、機内でフライトアテンダントが配る入国審査の際に提出するカードのことです。ビザなし渡航の場合は緑色のI-94W、ビザありで入国する場合は白色のI-94を提出します。入国審査で入国が認められれば、I-94またはI-94Wに滞在期限が記入されたものがパスポートに貼り付けられます。
- 滞在許可は入国のつど認められ、出国の際に自動的に消滅します。通常I-94、I-94Wは空港のチェックインカウンターで回収されます。この時回収されず、帰国後もパスポートに貼り付けられている場合は、アメリカを出国したという情報がデータベースに入力されず、そのままアメリカに滞在し、オーバーステイしたことになる可能性があります。I-94、I-94Wが回収されていない場合は、ケンタッキー州ロンドンにある移民局事務所に提出する必要があります。大使館、総領事館では受け付けていません。詳しくはアメリカ大使館HPをご覧下さい。
(http://japan.usembassy.gov/j/visa/tvisaj-waiveri94.html#still)
ビザ有効期間と滞在許可期間
- アメリカにおける滞在が合法であるかどうかは、あくまでも滞在許可があるかどうかによります。就労ビザの一つであるEビザの場合、ビザの有効期間は5年間与えられても、入国の際に与えられる滞在許可は通常2年間であるため、ビザが有効であっても、滞在許可が無効になり、不法滞在となることがあります。
- 逆に、ビザの有効期間を過ぎていても、滞在許可が有効であれば合法的に滞在することが可能です。例えばJビザでは、ビザの有効期限が過ぎていても、DS-2019(Jビザ用の滞在許可証。I-94には通常D/S(Duration of Stay)と書かれ、DS-2019が有効な限り滞在可能)で滞在を認められていれば、継続してアメリカに滞在することが可能です。また、Eビザは基本的に入国時に2年間の滞在許可が与えられるため、ビザ有効期間が残り1年間であっても、その後2年間はアメリカに滞在することが認められます(ただし、ビザの有効期間が残り少ない場合は、移民官の判断によってビザの有効期限までしか滞在許可が与えられない場合もあります)。ただし、滞在許可が有効であっても、一度アメリカを出国すると滞在許可は無効になるため、ビザ失効していれば再入国には有効なビザが必要となります。
- ビザの種類により、有効期間、滞在許可期間、延長申請により延ばされるビザ有効期間、さらに延長が可能な回数が異なるため、ビザごとにその特徴を把握することが必要となります。
